内申点は入試で加算される

千葉県の公立高校入試では、５段階評価で表記される通知表の数値が、学力検査（入学試験）の点数に加算され合否が判定されます。例えば中学１年生の時、１教科の平均内申点が“４”だとします。９教科あるので中学１年生の時の評定は“36 ”となります。２・３年生も同様の成績だった場合、３年間で合計36×３＝108点が入試の点数に加算されます（ただし前期と後期で評定の算出の仕方が異なります）。そのため、３年間の評定合計値が高いと、入試の得点が基準値より低い場合でも合格になる場合があります。反対に入試で良い点数をとっていても、評定合計値が悪いと不合格になることがあります。

また、私立高校の場合は、推薦（単願・併願）がとれるかどうかの基準となる場合が多く、やはり合否に影響してきます。（多くは３年生の１学期か２学期の５教科の評定）

通知表は学校の定期テストだけでなく、授業態度や提出物も考慮されます。「入試なんてまだ先」と油断せず、１学期から学校の授業もしっかり受けましょう。